ザイン、負荷の急変に高速で対処する電源モジュールを発表

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ザインエレクトロニクスは2016年2月12日、高速演算処理能力を必要とする電子回路基板電源向け電源モジュールの新製品「THV81800」のサンプル出荷を開始すると発表した。THV81800は、デジタル機器内部での大きな負荷変動に対する超高速過渡応答を可能にする「Transphase技術」を特徴としている。

通常の電源システムでは、電源を取り巻く機器内の負荷が急変した場合、電源電圧がその負荷急変に追随できず、大きな電圧変動(電圧ディップ)が生じ、デジタル回路の誤動作や負荷の破壊を起こす恐れがある。Transphase技術を搭載したTHV81800の場合は、負荷急変に対して瞬時に電源電圧を追随させることで、電圧ディップの発生を最小限に抑制し、電源トラブルを未然に防ぐことが可能だ。

THV81800は、電源制御用IC、Power MOSFET、インダクタやその他のディスクリート部品を、15×15×2.49mmのLGAパッケージに封止。入力電圧範囲が7.5〜28Vで、出力電圧範囲が0.85〜4Vだ。最大出力電流は8Aで、フィードバック電圧精度は±1%となる。

消費電力の点では、4A駆動時の変換効率が通常の電源システムよりも約2%向上した。また、電源シーケンス制御技術「Powerlinker」を搭載。複数の電源出力が必要な場合にそれぞれの電源同士をリンクさせることで、各電源レールの立上げや立下げの順番を自由自在に設定することが可能になった。

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