日立システムズ、ロボットの導入・運用を支援するサービスを発表

日立システムズは2016年3月1日、サービスロボットや作業補助ロボット、ドローンなどの導入コンサルティングから、アプリケーション開発、設置、運用・保守までをワンストップでサポートする「ロボティクスサポートサービス」の販売を開始した。

近年、さまざまな用途に向けたロボットが開発されてきている。しかし、どのようにビジネスに活用すれば事業拡大や顧客サービスにつながるのか分からない、等の声も多いことから、導入・運用を一貫して支援する同サービスを開始したのだという。

対象となるロボットは、ソフトバンクのサービスロボット「Pepper for Biz」、仏ALDEBARAN Roboticsのサービスロボット「NAO」、東京理科大学発のベンチャー企業イノフィスの筋力補助装置「マッスルスーツ」、産業用ドローン等を製造・販売するエンルートのドローン「Zion(ザイオン)」の4種となる。

サービスの具体的内容は、「Pepper for Biz」を例にとると、顧客一人ひとりを個人認識して接客を行うアプリケーションを組み込むとともに、店舗スタッフへの操作説明・問い合わせへの対応、さらにアプリケーションの定期的な改修や、故障発生時に予備機を配送して交換するなどの運用・保守まで支援する。さらに今後、対象とするロボットのラインアップや関連ソリューションを随時拡充するという。

参考価格は、NAOの場合、ヘルプデスクが月額1万5000円(50インシデント)~、キッティング、設置作業が1台あたり2万円~、いずれも税別となっている。アプリケーション開発は個別見積となる。主に金融業や小売業、サービス業向けに拡販し、2018年度末までに累計50億円以上の売上を目指すとしている。

なお、日立システムズは、2016年3月16日(水)に日立システムズ ソリューションスクエア東京において、ソフトバンクロボティクスと共同で「Pepper for Biz ビジネスセミナー」を開催する。同セミナーでは「ロボティクスサポートサービス」も紹介するという。

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