ユニチカ、耐熱性が最大265℃で透明性が90%弱のエンプラを発表

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

ユニチカは2016年3月22日、耐熱性と透明性を両立したポリアリレート樹脂「Uポリマー Tシリーズ」を発表した。同シリーズは、ガラス転移温度が最大265℃でありながら、90%弱の全光線透過率を有している。

Tシリーズは射出成形用のスーパーエンプラで、耐熱要求に応じた銘柄選定が可能。ガラ非晶材料として一般的なポリエーテルイス転移温度が265℃の「T-200」、245℃の「T-1000」、218℃の「T-240AF」の3製品がある。いずれの銘柄も耐熱性に関して、高耐熱ミド樹脂(PEI)やポリエーテルサルホン樹脂(PES)を上回っている。

3製品とも、全光線透過率が90%弱。また、比重が1.1~1.2g/cm³と非晶性スーパーエンプラの中で最も低い。さらに、降伏点を有し、実使用に耐えうる靭性がある。

ユニチカは今後、車載や電気電子に向けてTシリーズを展開する予定。同シリーズを従来型ポリアリレート樹脂と組み合わせ、150℃以上の耐熱要求に応じていくという。

また、表面実装型LED用レンズや光コネクタ用レンズパッケージなどに向けてT-200を展開する予定。Tシリーズ中で最高の耐熱性を示すT-200は、鉛フリーはんだリフローにも条件により対応可能で、リフロー前後でも透明性を維持する。同社はすでにT-200を用いて、日精テクノロジーと共同で「250℃リフロー対応樹脂レンズ」を開発している。

関連リンク

プレスリリース

関連記事

fabcross
meitec
next
ページ上部へ戻る