自動運転のオートパイロット機能で交通事故は減るか。Teslaの衝突回避動画が海外で話題に

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Tesla Motorsが開発した「Model S」のオートパイロット機能によって、側面接触を回避する瞬間の映像がYouTubeにアップされて話題になっている。

映像は、アメリカのフリーウェイを走行中のModel Sのダッシュボードに取り付けた車載カメラによるもの。映像が始まった直後、左側から荷台に小型クレーンを載せた白い作業トラックが走行しているのがみえる。Model Sは走行車線(右側通行のため、一番右側の車線)を通行しているが、この作業トラックは合流直後に右側に現れるフリーウェイの出口めがけて左から右にどんどん車線変更し、走行車線にいるModel Sと衝突しそうになるまで接近してくる。

トラックの接近を検知したModel Sのオートパイロットは、ドライバーに警告を出すと同時に、車線内の範囲で右にステアし衝突回避を試みている。Model Sのドライバーは慌ててクラクションを鳴らしながら減速し、右の出口へと向かうトラックをやり過ごすという内容だ。

この回避動作は、2015年10月にリリースされた「Model S Software Version 7.0」で導入された「Automatic Emergency Steering and Side Collision Warning」(自動緊急操舵/側面衝突警報)によって強化されたオートパイロット機能で実現されている。これは、自車の周囲を常に監視し、側面に自動車などの物体が接近し過ぎるとディスプレイに警告表示を出すとともにできる限りの回避運動を行うというものだ。

現状では、オートパイロットが作動中でもドライバーはステアリングから手を放すことはできない。実際に動画をみても、トラックがクラクションを鳴らされて接近に気付かなければ、接触していた可能性もある。最終的な衝突回避は、あくまでもドライバーの操作による。

しかし、オートパイロットによりドライバーが認識していない事故の危険性を予知し、接触を回避するための余裕を生み出していることを映像は示しており、交通事故の減少に寄与することを示す実例と言えるだろう。

関連リンク

Autopilot Saves Model S – YouTube
Model S Software Version 7.0

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