メンターグラフィックス、EV/HEV向けパワーエレクトロニクスの信頼性を評価する試験装置を発表

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

米メンターグラフィックスは2016年5月24日、電気自動車/ハイブリッド車(EV/HEV)に搭載されるパワーエレクトロニクスの信頼性を評価する新製品「MicReD Power Tester 600A」を発表した。

MicReD Power Tester 600Aでは、IGBT、MOSFET、トランジスタ、チャージャなどのパワーエレクトロニクスの熱信頼性や製品ライフサイクルを通じた性能を試験できる。

同製品を用いることで、EV/HEVの設計時に重要なパワーエレクトロニクスモジュールの熱信頼性の確保、標準的なドライブサイクルで想定されるIGBT劣化や劣化の根本的原因の特定といった課題を解決するための、実環境の要件に合った正確で信頼性の高い試験結果を得られるという。

同製品の持つ構造関数機能が、各IGBTの劣化進行具合のデータを非破壊的に生成し、電流、電圧、ジャンクション温度の感知からパッケージ構造の劣化を暗示する構造関数の変化に至るまで、すべての診断情報をテスト中に記録する。このためパッケージ開発、信頼性テスト、受入部品の一括チェックを製造前に実行できる。

また、何万サイクルにもわたるIGBTモジュールの電力供給が可能になったことで、劣化の進行具合の診断データをリアルタイムに取得できるようになった。これによりテスト時間を大幅に短縮し、事後解析や破壊故障解析も不要となった。

さらに、1台当り最大16のIGBTの同時試験が可能であり、最大8台のMicReD Power Tester 600Aを接続することで、1回のシステム試験において最大128個のIGBTに対する同時パワーサイクル試験が可能だという。

関連リンク

プレスリリース

関連記事

fabcross
meitec
next
ページ上部へ戻る