テクトロニクス、観測と測定機能を強化したベーシック・オシロスコープの新製品を発表

テクトロニクスは、観測と測定機能を強化したベーシック・オシロスコープ「TBS2000」シリーズを発表した。

同シリーズは、クラス最大とうたう9型ディスプレイを搭載。20Mポイントのレコード長とシングル・ノブでのパン/ズーム操作によって、長時間の信号の取込みが可能となっている。また水平軸15div(ディビジョン、目盛り)の採用により、従来のオシロスコープに比べて時間軸50%増の信号が観測でき、信号細部の簡単でクリアな観測を可能にしている。

各種プローブ接続のためのインタフェースである同社のTekVPIを搭載しており、電流プローブ、高圧差動プローブ、電圧プローブなど、同社の様々なプローブ・ラインアップを活用できる。

さらに、従来このクラスには搭載されていなかったラント・トリガ機能を装備し、新しい32種の自動計測、FFT機能など、測定機能も強化されている。新しいヘルプ機能であるHelpEverywhereも搭載され、オンスクリーンでのヘルプを提供する。

また電子技術の実習をサポートする機能も充実しており、コースウェア(学習用教材をデータ化したソフト)機能を標準搭載し、実習用テキストの表示、編集が可能だ。

同シリーズには、周波数帯域70MHzでチャンネル数2の「TBS2072」、周波数帯域100MHzでチャンネル数2の「TBS2102」、周波数帯域70MHzでチャンネル数4の「TBS2074」、周波数帯域100MHzでチャンネル数4の「TBS2104」の4モデルが用意されている。

関連リンク

プレスリリース
テクトロニクス| TBS2000シリーズ オシロスコープ

関連記事

アーカイブ

fabcross
meitec
next
メルマガ登録
ページ上部へ戻る