ジャパンファインスチール、アルミ-セラミック複合材料を用いたワイヤを開発

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ジャパンファインスチールは2016年9月27日、アルミ‐セラミック複合材料を使用したワイヤを開発したと発表した。今後、航空宇宙、自動車、機械装置、精密機器などの分野の鍛造部品・曲げ加工品・ケーブル類などに向け、ワイヤ素材を提供・販売していくという。

今回開発されたワイヤの素材は、マテリオンが開発した、アルミ合金(母材)中に超微細セラミック粒(強化材)を均一に分散させた金属基複合材料「Al-SiC MMC」。独自の粉末冶金法による微細で均一な組織を持ち、一般的なアルミニウム合金に比べ、剛性、比強度、疲労性、高温耐久性、振動減衰性などの物性が優れる。このため、航空機や自動車などの分野での展開が期待されている素材だ。

金属とセラミックスの複合材料は、伸線加工が難しいとされている。ジャパンファインスチールは、従来から保有する伸線加工技術を発展させ、これを実現させたという。

今回開発された製品は、AMC606XF、AMC612XF、AMC620XFの3材種で、SiC含有率はそれぞれ6%、12%、20%となっている。加工後のワイヤの線径はφ0.7〜3.0mm。

同社では、難加工材の伸線加工技術をさらに発展させ、伸線が難しいとされる材料への応用を行っていくとしている。

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