東芝、世界初となる直接燃焼方式による超臨界CO2サイクル火力発電システム向けタービンを出荷

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東芝は2016年11月1日、米テキサス州で建設中の世界初の直接燃焼方式による超臨界CO2サイクル火力発電システムのパイロットプラント向けのタービンを出荷したことを発表した。

超臨界CO2サイクル火力発電システムは、従来のガスコンバインドサイクル発電システム(GTCC)と同等の発電効率でありながら、CO2を分離、回収する設備を新たに設けることなくCO2を高純度かつ高圧ですべて回収できるシステムだ。2012年から米ネットパワー、米シカゴブリッジアンドアイアンおよび米エクセロンと共同開発してきたシステムで、東芝は超臨界CO2サイクル用タービンと燃焼器を担当する。今回出荷したのは出力25MWのタービンだ。

同発電システムはタービンを1つしか使用しないため、蒸気タービンとガスタービンの2つのタービンを持つGTCCに比べ、構成をコンパクトにできる。また、燃焼には酸素を用いるので、燃焼による窒素酸化物が発生せず環境への負荷が少ないのも特徴だ。

今回のパイロットプラントは、タービンや燃焼器などの据え付け工事の後、2017年から検証運転を開始する予定で、今後は250MW級プラントの商用化を目指す。

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