ボルグワーナー、AWDトランスファーケースを江西五十鈴汽車に供給

米ボルグワーナーは2017年3月21日、同社のパートタイム4WD(AWD)トランスファーケースを、中国の江西五十鈴汽車に供給すると発表した。

江西五十鈴汽車は、いすゞ自動車などが出資する日中合弁企業だ。今回のAWDトランスファーケースは同社のピックアップトラック「Ruimai」向けにすでに供給されており、今後同社が発売するその他のピックアップトラックにも順次採用されていく予定だ。

同AWDトランスファーケースは、ボルグワーナーの最新の電気式シフトオンザフライシステムを搭載している。同システムは、電磁式シンクロ機能によって前後の車軸速度を同期することで、高速走行中でも2WDから4WDへの切り替えができる。また、ノイズや振動を抑制することで、従来の機械的システムと比較して2WDから4WDへの移行が静かで安定している。

さらに、コンパクトなサイズで耐久性も高いHY-VOチェーン技術を用いたHY-VOトランスファーケースチェーンを搭載し、高い効率を発揮できるように最適化されている。

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