MHPS、先進クラスのガスタービン146基合計の実稼働が400万時間を突破

三菱日立パワーシステムズ(MHPS)は2017年3月30日、世界各地の火力発電所に納入した先進クラスのガスタービン146基の実稼働時間(Actual Operating Hours:AOH)の合計が、400万時間を超えたことを明らかにした。

先進クラスのガスタービン146基の内訳は、1997年から導入したG形123基と、2011年に商用運転を始めたJ形23基。J形は先行機種と同じく、計器やセンサーで運転データを収集・分析することで計画外の停止を回避するソリューションサービス「MHPS-TOMONI」を適用できる。

MHPSは2016年12月に、最新の空気冷却式J形ガスタービン「JAC(J-series Air-Cooled)形」を発表。ガスタービン・コンバインドサイクル(GTCC)運転によって、M501JAC(60ヘルツ用)が54万kW級、M701JAC(50ヘルツ用)が72万kW級の出力を提供し、発電効率は63%を超えるという。さらに市場投入に当たって1万2000時間を超える商業運転を試みたところ、99.5%の信頼性を示したとうたっている。

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