浜松ホトニクス、小型計測器向け高圧電源モジュールを開発 従来の半分以下のサイズ

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

浜松ホトニクスは2017年4月11日、従来製品の半分以下の体積、質量となる小型計測器向け高圧電源モジュールを開発したと発表した。同社によると、同様の製品では世界最小サイズだという。

同社では従来、医療用簡易検査機器や空港で使用される手荷物検査機器などの小型計測機器向けの、小型高圧電源モジュールを開発してきた。近年、計測機器の小型化が進み、高圧電源モジュールのさらなる小型化が求められてきた。

極微弱光検出器である光電子増倍管を動作させるためには、一般的に1000V程度の電圧が必要だ。今回開発した電源モジュールは、3Vから5Vの電圧を最大1100Vまで昇圧し、光電子増倍管に供給できる。さらに、構造設計および回路設計に工夫を加え、同社独自の製造手法を確立したことで、体積1.57cm³、質量4gの小型/軽量化を実現した。動作時電圧の変動率を0.01%以下、ノイズの発生を100mV以下に抑えることで高い安定性も備えている。

また、耐熱性を高めたことで、電熱炉を利用するはんだ付けの自動実装工程にも対応している。同電源モジュールを他の電子部品と同じ工程で基板上に実装できるため、計測機器製造の工程を短縮できる。

サンプル受注は2017年5月8日から開始する。サンプル価格は高圧電源モジュール「C14210-14」が2万7000円(税込)、高圧電源モジュール評価用ボード「C14347-01」が2万9160円(税込)となっている。初年度1000個、3年後には年1万個の販売を目指すという。

同製品は4月19日から21日まで千葉幕張メッセで開催される「TECHNO-FRONTIER 2017第32回電源システム展」に出展する。

関連リンク

プレスリリース

関連記事

fabcross
meitec
next
ページ上部へ戻る