あなたは5割以上解ける? エジソンの作った入社試験が「難し過ぎる」と話題に

GoogleやMicrosoftなどが出すユニークな入社試験が話題になることがある。その走りとなったのは、トーマス・エジソンの作った入社試験だったかもしれない。

いくつかの海外情報サイトなどが、トーマス・エジソンが自身の会社の採用試験で出題した問題を紹介。「難し過ぎる」と話題になっている。

テストの問題数は140問以上あり、The New York Timesが1921年5月11日に発行した紙面で掲載した。

テストの問題は、入社試験を受けて合格できなかったハンセン氏によってリークされたもの。テスト問題はハンセン氏の記憶を頼りに再現され、同氏は「大卒者や経験のある社会人がこんな馬鹿げた試験で50%のスコアを取れるかどうか、みんなにジャッジしてほしい」とコメントしている。

実際に、テストの“被害者”がエジソンのテストに対して抱いている感想は、「この質問に答えられるのは“歩く辞書”だけであり、知識や知能といった能力よりも、むしろ雑学情報の記憶力を測っているテストだ」というものだ。

なお、当時のシカゴ大学で勉学に励む学生に試してみたところ、正答率は男性で35%、女性で28%だったという。

ちなみに、アルバート・アインシュタインも光の速度を答えられずにこのテストに合格できなかった“被害者”の1人だ。エジソンの息子も、マサチューセッツ工科大学の優秀な学生だったにも関わらず不合格だった。

エジソンのテスト問題とはどんなものだったのだろうか。テストの問題のいくつかを抜粋してみた。あなたは何問答えられるだろうか?

  • Q1. 最深の海の深さはどのくらいか?
  • Q2. ニューヨークからサンフランシスコまでの距離は?
  • Q3. フランスと国境を接する国はどこか?
  • Q4. あなたは楽器を演奏することができるか?
  • Q5. 朝鮮はどこにあるか?
  • Q6. 有名なバイオリン製作者の名前は?
  • Q7. 国産(アメリカ産)のイワシはどこで採れるか?
  • Q8. 強力な毒の名前を3つ書け。
  • Q9. 主要なアルカリの名前を3つ書け。
  • Q10. 綿繰り機を発明したのは誰か?
  • Q11. 世界一高い山はどこか?
  • Q12. 太平洋を発見したのは誰か?
  • Q13. 戦争前のイギリス、フランス、ドイツ、ロシアのおおよその人口はどのくらいか?
  • Q14. オーストラリアはグリーンランドよりも面積が広いか?
  • Q15. ソロンとは何者か?
  • Q16. 窓ガラスはどうやって作られるか?
  • Q17. グルコースとは何か? どのようにして作られるか?

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