ジェイテクト、自動車トランスミッション用「高アキシアル荷重対応低トルク玉軸受」開発

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ジェイテクトは2017年4月27日、自動車のトランスミッション向けに「高アキシアル荷重対応低トルク玉軸受」を開発したと発表した。

今回開発した玉軸受は、従来の深溝玉軸受に対してアキシアル荷重負荷側の軌道の深さを拡大することで、耐アキシアル荷重性が従来品の1.8倍に向上。同時に、外径は10%縮小した。また、保持器の形状を改良し、軸受内を貫通する油量をコントロールすることで、潤滑油に含まれる異物による軸受寿命低下を抑制、油の撹拌によるトルク損失も低減した。これらにより、許容荷重が同等レベルの円すいころ軸受と比較して損失トルクを最大50%低減することに成功した。

自動車のトランスミッションでは、負荷荷重が大きい箇所には円すいころ軸受が利用されるケースが多いが、玉軸受と比較して損失トルクが大きいという問題があった。しかし従来の深溝玉軸受は耐アキシアル荷重性が低いために軸受けサイズを大きくせざるを得ず、搭載性が低下すると共に質量が増加してしまうという課題があった。

量産開始は2020年を予定しており、年9億円の売り上げを目指す。

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