人命救助のための災害対応ロボット「E2-DR」ー本田R&Dが開発状況を発表

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本田技術研究所は、2017年9月24日にカナダで開催された「IROS 2017」のロボット開発国際会議において、2年ぶりに災害対応ロボットの開発状況を発表した。

人型の「E2-DR」は高さ1.68m、重さ85kg、1000Whのリチウムイオン電池を搭載し、90分可動可能だ。厚みは25cmで、30cmの隙間を進んで行ける。2足歩行時には時速4km、4足歩行時時速2.3kmで進む。胴体は180度回転することで進行方向と反対に膝が曲がるようになり、急な階段の昇降で膝が階段のステップにぶつからないよう工夫されている。

サイズと重量を小さくするために、送受信システムに従来の8分の1のサイズという直径0.5mmの光ファイバーを採用する。光ファイバーは電線と比較してロバスト性が低くなるケースもあるが、それに対して同研究所は100万回のひねりと折り曲げ試験を行い、問題が無いことを確認したとしている。

頭部にはレーザー、LEDフラッシュを備えた単眼カメラ、三次元情報を取得できる画像センシングカメラ、そして赤外線プロジェクターを搭載している。また腕にもカメラと3Dセンサーを搭載し、遠隔操作に向いた仕様となっている。

実際の災害現場で対応できるよう、防塵および防滴機能を備え、-10~+40℃の環境下で動作する。今回発表されたE2-DRはプロトタイプで、今後は災害現場での現実的なタスク処理ができるよう研究が進められる。

関連リンク

Honda Unveils Prototype E2-DR Disaster Response Robot

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