最先端共同HPC基盤施設のスーパーコンピューターのストレージがIO-500で世界最高性能として登録

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高速ファイルキャッシュシステム

東京大学と筑波大学が共同運営する最先端共同HPC基盤施設(JCAHPC)と富士通は2017年11月20日、同施設が運用し富士通が構築した超並列クラスタ型スーパーコンピューターOakforest-PACSのストレージシステムが、同11月のストレージ性能ランキングを示すIO-500リストにおいて、世界最高性能システムとして登録されたと発表した。

IO-500リストは、ストレージ性能の世界ランキングとして今回初めて公表されたものだ。ストレージ性能は大規模数値シミュレーションをはじめ、ビッグデータやAI処理でも非常に重要であり、スーパーコンピューターシステムの計算処理向上に大きな影響を及ぼすため、ランキングが発表されることとなった。スコアの決定は、大規模ファイルの書込および読込性能と、小規模ファイルの書込、読込、リスティングの性能を測定するベンチマークプログラムにより行われている。

Oakforest-PACSのストレージシステムは、DataDirect Networksの並列ファイルシステム(ES14KX)と高速ファイルキャッシュシステム(Infinite Memory Engine)で構成される。高速ファイルキャッシュシステムは、ストレージ性能向上のために用いられている。今回の計測は高速ファイルキャッシュシステムを用いて行われ、単独ファイルへの書込で742GiB/s(ギビバイト毎秒:1GiB=10243byte)、単一ファイルへの書込で600GiB/sを達成した。

並列ファイルシステム

Oakforest-PACSは、次世代の科学技術分野の研究開発推進のため2016年12月に稼働を開始した。2017年4月からは、革新的ハイパフォーマンス・コンピューティング・インフラ(HPCI)及び両大学の各種利用プログラムの下、国内最高性能の共同利用スーパーコンピューターとして様々な計算科学研究に供されている。

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