米Fisker、1回の充電で500マイル走行できる全固体電池「Flexible Solid-state Battery」を開発

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アメリカのEVメーカーFiskerが、エネルギー密度の高い新型全固体電池を開発し、その素材と製造方法の特許を出願したことが明らかになった。なお、この出願は非公開請求が出されている。

同社が「Flexible Solid-state Battery」と呼ぶこの全固体電池は、電極を3次元構造とすることで表面積を薄膜電極の25倍にすることができ、極めて高いイオン伝導性を実現している。これにより、リチウムイオン電池の2.5倍のエネルギー密度を可能にするという。これをEVに使用した場合、充電時間は1分以内、1回の充電で500マイル(約800キロメートル)の走行が可能だとしている。ただし従来のEV用充電器ではなく、専用の充電装置が必要となる。

Fisker のCEOであるHenry Fisker氏はFlexible Solid-state Batteryについて、「自動車用を5~6年で実用化し、スマートフォンなどのコンシューマー向けはそれから数年後に実用化したい」とし、「素材に銅を一切使っていないため製造コストが安く、従来の3分の1程度にできる」とも述べている。

Fiskerは、同社の新型EV「Fisker EMotion」を2018年1月のConsumer Electronics Show(CES 2018)で公開予定だが、同時にFlexible Solid-state Batteryとその充電システムについてもCES 2018にて明らかにするとしている。

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