ジェイテクト、密封性を高めた「鉄鋼圧延機向けドライブシャフト用オイルシール」を開発

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製品イメージ

ジェイテクトは2017年11月29日、従来よりも密封性を高めた、より高性能の「鉄鋼圧延機向けドライブシャフト用オイルシール」を開発したと発表した。

鉄鋼設備は、高温下で水やスケール(高温の鉄を加工する際に生じる酸化鉄の被膜)にさらされる過酷な環境で稼働する。圧延機に動力を伝えるドライブシャフトの主要部品であるクロスベアリングに使用するオイルシールには、そうした過酷な環境に対応した密封性能が求められる。今回の製品は、材質と形状を変更することで密封性を高めたもので、オイルシールやクロスベアリングの寿命向上とクロスベアリングの突発的損傷抑制によって、メンテナンスコスト削減に貢献する。

材質をニトリルゴムから高ニトリルゴムに変更したことで圧延水、高温(90℃)環境下での永久伸びが従来比で50%低減し、密封性能が向上した。また、形状変更では、サイドリップシールスラスト接触からラジアル接触に変更することで、軸方向揺動に対する密封性を向上。耐久試験においては軸受内部に水浸入はなく、リップ緊迫力(オイルシールが軸を締め付ける力)の低下を従来比で80%低減している。

2018年度には量産開始し、今回の開発品採用のドライブシャフト及びクロスベアリングで国内外の鉄鋼メーカーに対し年間3億円の販売を目指す。

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