日本TI、システムの消費電力を低減するナノパワー・オペアンプ新製品「LPV821」を発表

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日本テキサス・インスツルメンツは2017年12月7日、新製品のナノパワー・ゼロドリフト・オペアンプ「LPV821」を発表した。業界初の超高精度、最小の消費電力をうたっており、IoT、産業用エレクトロニクスなどの高精度アプリケーションにおいて、システムの消費電力を削減し、電池動作時間の最大化に寄与するとしている。

LPV821は、低入力オフセット電圧が要求されるワイヤレスまたは有線機器の「常時オン」センシング・アプリケーションに適した、1チャネルのナノパワー・ゼロドリフト・オペアンプだ。650nAの静止電流から8kHzの帯域幅を提供し、消費電流、温度、ガス、歪みゲージを監視する機器に使用できる。

独自の自動較正技術を採用し、最大20µVという低いオフセット電圧ながら、時間経過や温度変動に対するドリフトを最小限に抑えたほか、バイアス電流もピコアンペア単位と低いため、出力インピーダンスの高いセンサ監視アプリケーションや、メガオームのフィードバック抵抗を含むアンプ構成で発生する誤差を低減できる。

さらにレール・ツー・レール入力同相範囲を持つ入力段と、レールから15mV以内でスイングする出力段を特長としており、広いダイナミック・レンジを確保できる。電磁障害(EMI)強化型で、携帯電話、Wi-Fi、無線送信機などから発生する不要な高周波(RF)信号に対する感受性を低減している。最低1.7Vの単一電源電圧で動作し、-40℃~125℃の広い温度範囲にわたり低バッテリー状態での連続動作が可能となっている。

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