三菱自動車、JFEスチールの「JFEトポロジー最適化技術」を構造用接着剤の塗布位置設計に採用

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

構造用接着材の塗布位置

JFEスチールは2017年12月12日、同社の「JFEトポロジー最適化技術」が三菱自動車工業の構造用接着剤の塗布位置決定の設計手法として採用されたと発表した。

JFEトポロジー最適化技術を用いて構造用接着剤の塗布位置を最適化することにより、最小の接着剤使用量で最大の性能向上を達成することができるという。実際に同技術を適用して設計されたのは、「アウトランダーPHEV S Edition」、新型「エクスパンダー」および新型「エクリプスクロス」の3車種だ。

自動車のボディ部品同士は通常スポット溶接で結合されている。加えて特に高い剛性が求められる箇所については、構造用接着剤を用いた接合も行う。しかし接着剤塗布によるコスト増が課題であり、できるだけ性能向上に有効な箇所に限定して接着剤塗布することで、塗布量を抑えることが求められてきた。

トポロジー最適化技術は、与えられた要求特性に対して最も効率の良い材料分布を求めることができる解析手法で、従来は鋳物や樹脂の形状最適化に用いられてきた。

今回三菱自動車に採用されたJFEトポロジー最適化技術は、その技術を薄板からなる量産車体での部品接合位置の最適化に応用したもの。効率的に車体剛性を向上させる接着剤の塗布位置を特定することができる。

関連リンク

プレスリリース

関連記事

fabcross
meitec
next
ページ上部へ戻る