椿本チエイン、高速・高頻度運転、低床化を実現した「リニスピードジャッキ」発売

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「リニスピードジャッキ」

椿本チエインは2018年1月10日、創業100周年記念モデルとして、サイズアップなしでの最高200mm/秒の高速・高頻度運転と低床化を実現した「リニスピードジャッキ」を販売すると発表した。

ジャッキはスクリューネジとウォームギヤを組み合わせたもので、主に運転頻度の少ない荷重保持の用途で様々な装置に採用されている。近年、IT関連製造装置や自動車製造ラインなどで駆動部のサーボモーター化が進み、ジャッキでもサーボ駆動対応の高速・高頻度運転のニーズが高まっている。しかし、従来のジャッキでは高速・高頻度運転に適していなかったという。

リニスピードジャッキは、最高200㎜/秒の高速運転が可能となり、従来のジャッキ(120㎜/秒)では追従できない高速領域に対応。運転速度をあげても、従来よりも小形サイズで対応できる。また、ボールナットがギヤの上に配置された従来品に対し、ボールナットをギヤに内蔵した新開発構造であり、さらに従来よりも小形サイズで対応できることから、従来品比で47%低床化できた。

許容負荷時間率(一定の運転サイクル内での運転時間の割合)は最大100%EDを実現。従来のジャッキの上限30%EDに対し、飛躍的に向上している。高速運転と高頻度運転の両立により、従来のジャッキを使った場合に比べ、5倍以上の高頻度化が可能になるという。またサーボモーターの定格回転速度3000r/分に対応し、モーターやカップリングの小枠選定が可能になり、駆動部一式のコンパクト化、コストダウンにつながる。

用途は昇降装置、押出装置など。ストロークは100〜1500mmまで対応できる。許容推力30kNの「SJ030H」と、同50kNの「SJ050H」の2機種が発売される。同社では、2018年度で1.2億円、2020年度には3億円の販売を計画している。

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