宇部エクシモの4層構造中空構造板「ツインコーン」の自動車部品への採用が進む

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「ツインコーン」断面写真

宇部エクシモは2018年1月15日、同社の販売する独自開発4層構造のポリプロピレン製中空構造板「ツインコーン」の自動車部品用途での採用が拡大していると発表した。

ツインコーンは、円錐台形状の突起物が千鳥格子に配置された2枚のポリプロピレン製プラスチックシートを、突起物の先端同士で溶着させて中間体とし、さらに各々の表面に面材を貼り合せた同社独自の4層中空ハニカム構造板だ。

中間体と面材の組み合わせに自由度があるため、必要な曲げ剛性や圧縮強度を保持しながら軽量化を図れる。特に9mm厚、980g/m2の超軽量タイプは、厚さ8mm以上の中空構造板としては過去に例のない軽さだといい、自動車の軽量化に貢献する。

ライン上で両面に不織布を貼ることができ、意匠性にも優れることから、軽自動車や電気自動車のラゲッジボードでの採用が拡大。2010年から発表時点までに6車種に搭載されており、最近では2017年秋発売の電気自動車にも採用されたという。

同製品は、9mm、12mm厚品の他、曲げ剛性を向上させた20mm厚品が用意されている。また派生品種として、厚さ5mmの3層中空構造板「シングルコーン」もラインアップ。厚さや強度にバリエーションを持たせて様々なニーズに対応している。

同社では、ラゲッジボード以外の自動車内装部品での一層の拡販を目指し、2020年度には4億5000万円の売上を見込んでいる。

同製品は、2017年1月17日~19日に東京ビッグサイトで開催される「第8回クルマの軽量化技術展」に出展される予定だ。

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