ユニット寿命を1.5~2.5倍に――ジェイテクト、焼結機で使うパレット台車用の第2世代ユニットを開発

ジェイテクトは2018年2月27日、第2世代となる焼結機のパレット台車用ユニットを開発したと発表した。車輪用軸受、中間シール、加圧ローラ用軸受によって構成されるユニットで、密封性や強度を高めることでユニット寿命を1.5~2.5倍に延ばすことに成功した。

パレット台車の荷重を支える車輪用軸受は、軸受からシールまでを一体構造とすることで密封性を向上した。中間シールはシール構造を変更し、多重リップによって粉塵等の異物侵入をより防ぎやすい設計に。スプロケットホイールとの噛み合いに使用する加圧ローラ用軸受は、外輪肉厚を最適化することで強度を増した。

焼結機は、鉄鋼石や石灰石を焼き固めることで、高炉で利用する焼結鉱を生み出す装置。製鉄の生産性を向上させるためにパレット台車の積載量は増大を続け、軸受にかかる負荷も増加傾向にあった。

鉄鋼設備の流れ

焼結機概略

第2世代ユニットの軸受は国分工場で、オイルシールは光洋シーリングテクノで生産され、国内外の鉄鋼メーカー向けに販売する計画だ。年間3.5億円の売上を見込んでいる。

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