ロッキード・マーティン、米海軍駆逐艦搭載型レーザー兵器システムを開発中

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

ロッキード・マーティンは2018年3月1日、米海軍との間で2020年度までに艦載型レーザー兵器システム「HELIOS(High Energy Laser and Integrated Optical-dazzler with Surveillance)」を2基導入するという1億5千万ドル(約159億円)の契約を締結したことを発表した。オプションを含めると総額約9億4千万ドル(約996億円)になる。

同社は、HELIOSは以下の3つのシステムを統合した武装だとしている:
・無人航空機や小型ボートに対応する高エネルギーファイバーレーザシステム。最新のエネルギーおよびサーマルマネジメントシステムを採用し、冷却システムは艦載用に最適化されている。
・長距離ISR(Intelligence, surveillance and reconnaissance)が可能なセンサーシステム。HELIOSのISRデータはイージスシステムに組み込むことができるため、戦闘システムからアクセスが可能。
・対UAS(無人航空機)システム。攻撃型UAVなど、敵が備えるISRシステムへの妨害。

契約は開発、設計、納品までを含め合計2020年までに、最初の2基を納品予定。1基はアーレイ・バーク級ミサイル駆逐艦に、もう1基は地上実験のためにホワイトサンズ・ミサイル実験場に納められる予定だ。

レーザー兵器システムのシニアフェローであるRob Afzal博士は「HELIOのファイバーレーザーを組み合わせたスペクトルビームは、攻撃と防衛の両面に柔軟性と適応性をもたらすものだ。基本設計はスケーラブルで、より規模の大きい兵器システム向けに最適化することもできる」としている。

関連リンク

Lockheed Martin Receives $150 Million Contract to Deliver Integrated High Energy Laser Weapon Systems to U.S. Navy

関連記事

fabcross
meitec
next
ページ上部へ戻る