高速/高精度な動作が可能――CKD、モータレスタイプの電動アクチュエーター「EBS/EBR/EKS」の3シリーズを発売

左からEKS、EBS、EBR

CKDは2018年3月30日、モータレスタイプの電動アクチュエーター「EBS/EBR/EKS」の3シリーズを発売すると発表した。

電動アクチュエーターは、モーターに機構部品を組み合わせた製品で、生産設備の自動化やIoT化、スマート工場への対応などに広く利用される。

同社は今回、フレキシブルに動作を制御できる電動アクチュエーターとして、コンパクトで高精度、かつ高速動作が可能なモータレスタイプを新たに3シリーズ9サイズ開発した。

スライダタイプの「EBSシリーズ」では、可搬質量を大きくするためアウターレールガイドを採用。また、ロッドタイプの「EBRシリーズ」は、スライダタイプと同様にアウターレールガイドを内蔵し、ロッドの中心以外の負荷でも安定して使用が可能だ。さらに、高タクト高剛性なスライダタイプとして「EKSシリーズ」を用意。鉄ベースのアウターレールガイドを内蔵することで、2万kmの高耐久を実現した。

主な用途として、さまざまな工程で使われるワークの搬送や多点位置決め、プラスチックやベアリングなど小物部品の圧入、パレットやワークの昇降など部品の上下搬送、高タクト、高耐久が必要な大量生産する電子部品の搬送、位置決めなどを想定している。

また、コントローラーおよびロータリー・ハンド・テーブルタイプなど、さらなる電動製品を2018年内に順次発売していく予定だ。

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