EVのバッテリーコンポーネント向け新素材を開発――優れた低反り性と難燃性 独ランクセス

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独ランクセスは2018年4月2日、独へラーと共同で、低反り性および難燃性を備えた電気自動車バッテリーコンポーネント向けの新筐体素材「ポカンAF4130」を開発したと発表した。

同素材は、ポリブチレンテレフタレート(PBT)とアクリル酸エステル スチレン アクリロニトリル(ASA)の混合物で、ガラス繊維を30%含有するハロゲン系難燃性パッケージ。優れた低反り性および低収縮性、また高い難燃性を持つ。バッテリーマネジメントユニット(BMU)やセルモニタユニット(CMU)の筐体素材として使用される。

同素材は寸法安定性に優れ、BMUやCMU筐体に用いられる際に求められる、コネクタマウントと接続ピンのカットアウトとの間隔に対する厳しい許容差にも対応できる。また、米国の認証企業であるアメリカ保険業者安全試験所によるUL94燃焼性テストにおいて、最高クラスのV-0(0.75mm)の評価を受けている。さらに、紫外線や水にさらされる屋外用途で使用可能なUL f1規格も取得しており、太陽光発電のプラグやソケットなどのコンポーネント向けにも使用できるという。

その他、燃料やオイル、洗浄液、カーケア製品など自動車に使用される代表的な液体に対して優れた耐性を持ち、リチウムイオンバッテリーで多く使用される電解液に対しても良好な耐性を示すという。また、ドイツの多くの自動車メーカーが使用するLV124規格にも準拠する。

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