自動運転・自動制御に適した慣性計測ユニット「M-G370」「M-G365」、エプソンがサンプル出荷

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セイコーエプソンは2018年4月3日、6軸センサーの慣性計測ユニット(IMU)として、新たに最上位モデルの「M-G370」とスタンダードモデルの「M-G365」を開発し、サンプル出荷を開始したと発表した。量産開始は2018年末となる予定だ。

M-G370は、FOG(Fiber Optical Gyro)クラスの性能を1インチサイズに詰め込んだ最上位IMU。精密農業・ICT建機・無人機などの本格的な自動運転・自動制御に求められる性能を備えている。新型のジャイロセンサーを備え、ジャイロバイアス安定性は0.8°/hr、角度ランダムウォークは0.06°/√hr、ノイズ性能なども向上させた。加速度センサーも新たに開発し、加速度バイアス安定性能は6uGとなり、従来品の50uGから大幅に向上。加速度初期バイアス誤差を2mg(1σ)に収めた。

M-G365には、姿勢角出力機能を新たに追加。幅広いアプリケーションに対応できるようにした。オリジナルDSPを搭載して拡張カルマンフィルターを高速演算処理可能とし、低消費電力で高精度な姿勢角(Roll/Pitch/Yaw)をリアルタイムに出力できる。システム本体側で動的姿勢角度の高速演算処理が不要となることから、システムの負荷と消費電力の削減につながる。

M-G370とM-G365は、従来品の「M-G364」「M-354」と上位互換性を維持しているため、開発コストや評価期間をあまりかけずにアップグレードできる。また、どちらも消費電流は16mAと、従来品の18mAよりも削減した。

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