UCサンディエゴ校、アルコール濃度を長期間モニターできる小型皮下埋込型センサーを開発

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カリフォルニア大学サンディエゴ校のエンジニア達は、超小型・超低電力で皮下に埋め込むことのできるセンサーを開発した。このセンサーを利用してアルコールを長期間継続的にモニターができるという。

写真はセンサーと、1セント硬貨(直径19.05mm、厚さ1.55mm)、ピアス開けに使う16Gのニードル(太さ1.2mm)を比較したものだ。これを見ると、開発されたセンサーがいかに小さいかが分かる。

センサーの消費電力は僅か970nW(ナノワット)で、スマートウォッチなどからの無線給電で作動可能だ。インプラントするセンサーにとって、サイズとともに発熱も少ないほうがよい。通信には、スマートウォッチなどが発する電波に信号を載せて反射する、「後方散乱(backscattering)」通信を使う。

プロジェクトを率いる電子工学のDrew Hall教授は、「この研究の最終目標は、薬物治療プログラムの患者用に、邪魔にならないアルコール/薬物モニタリング・デバイスの開発にある」とし、「クリニックで手術なしに埋め込めるセンサーにより、患者は所定のモニタリング・コースに容易に従うことができるようになる。」と述べている。依存症など中毒患者の治療への応用が期待される技術といえるだろう。

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Tiny Injectable Sensor Could Provide Unobtrusive, Long-term Alcohol Monitoring

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