電動航空機スタートアップ、バッテリーで飛行する航空機を中近東への導入を目指す

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アメリカを拠点とする電動航空機スタートアップ「Wright Electric」が、ドバイのFBO(Fixed Base Operator)「Jetex」と電動航空機の導入に関するパートナーシップ契約を締結した。

Wright Electricは、翼に組み込まれた分散型電気推進システム、交換式バッテリーなどのユニークなアイデアに基づく、航続距離335マイル(540キロ)の近距離飛行用電動航空機を開発している。10年以内の商用飛行の実現を目指しており、20年以内に全ての近距離飛行をゼロエミッション化することを目標に掲げている。

Jetexはドバイを拠点とし、プライベート機、チャーター機などの航空機と運航業者に対してサービスを提供するFBOと呼ばれる事業者だ。Jetexは、電動航空機向けに自社のグローバルFBOネットワークの30カ所以上ある拠点に充電設備を設け、バッテリーの充電と運航の支援を行う。更に、電動航空機の初期製造にも出資する予定だ。

Jetexは、Wright Electricの航空機を1充電で飛行できる300マイル以下にある都市間、ドバイ、マスカット(オマーン)、マラガ(スペイン)、カサブランカ(モロッコ)などの区間に導入する予定だ。

今回の発表に先立ち、Wright ElectricはヨーロッパのLCC「easyJet」とも近距離用電動航空機の開発に関するパートナーシップ契約を締結している。easyJetはロンドン~パリ間にWright Electricの航空機を導入するとしており、EasyJetのCEO Carolyn McCall氏は「近い将来、ジェット燃料を必要としない近距離電動航空機を実現できる」と、導入への期待を表している。

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Jetex and Wright Electric Partner to Electrify Private Jet Travel

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