日本精工、鉄道車両向け「動揺防止アクチュエータ」を開発――乗り心地と高速化を両立

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NSK動揺防止アクチュエータ(左:アクチュエータ、右:ドライバ)

日本精工は2018年5月7日、鉄道の乗り心地と高速化の両立に貢献するボールねじ式の制振アクチュエータ「動揺防止アクチュエータ」を開発したと発表した。

鉄道の高速化が進む中、線路のうねりやトンネルでの空気圧によって発生する車体の揺れによる、乗り心地悪化が課題となっている。このため、乗り心地向上と高速化を両立させるための、鉄道車両の振動を抑制する技術が求められている。

今回開発した動揺防止アクチュエータは、回転運動を直線運動へ高い効率で変換するボールねじの特性を活用。横揺れ振動を、優れた応答性によって電動式で抑制する制振アクチュエータだ。小型軽量化によって台車と車体の限られた空間に配置できる他、防水性や耐候性、台車からの振動に対する十分な信頼性を持つ。

同アクチュエータは、JR東日本の中央線特急「スーパーあずさ」新型車両E353系や、クルーズトレイン「TRAIN SUITE四季島」に搭載されている。

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