GM、AutodeskとEV向け3Dプリント部品開発で提携――大幅な軽量化と部品点数削減を実現

ゼネラルモーターズ(GM)とAutodeskは2018年5月3日、EV向け3Dプリント部品の開発に関する提携を発表した。GMはAutodeskが提供する「generative design」という設計手法を採用し、これまでの設計最適化手法では達成できなかった大幅な車両の重量削減と複数部品の統合を進めるとしている。

Autodesk のgenerative designは、クラウドコンピューティングやAIベースのアルゴリズムを利用し、部品デザインの複数の組み合わせを検討し、重量や強度、材質、製法などのパラメータを考慮した数百のオプションを提供する設計手法だ。ユーザーはgenerative designから導き出された設計オプションから、最適なものを選べばよい。

GM副社長のKen Kelzer氏は「3Dプリントと設計技術を組み合わせることで、我々のアプローチは完全に変わるだろう」とコメントしている。GMとAutodeskのエンジニアがgenerative design利用し、自動車のシートのブラケットを製作したところ、従来品に比べ40%の軽量化と20%の強度アップを達成したという。また、これまで8個の部品で構成されていたところを1個の3Dプリント部品へ統合できたという。

部品の統合や軽量化によって、充電池によって制約をうけるEVの車内スペースを確保することができ、さらなる性能向上にも寄与できる技術として期待されている。

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Advanced Software Design Technology Leads GM into Next Generation of Vehicle Lightweighting

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