富士通セミコン、製品ラインナップで最大となる8MビットFRAMを提供

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MB85R8M2T FBGAパッケージ

富士通セミコンダクターは2018年6月26日、FRAMの製品ラインナップでは最大メモリー容量となる8MビットFRAM「MB85R8M2T」を開発し、同月から量産品を提供していると発表した。

不揮発性メモリーのひとつであるFRAM(Ferroelectric Random Access Memory:強誘電体メモリー)は1999年から同社が量産を行っており、高い書換え耐性、高速書込み、低消費電力が特徴。書換え保証回数は、同じ不揮発性メモリーのEEPROMと比較すると約1000万倍の10兆回になるため、リアルタイムでのデータ記録や位置情報記憶など、頻繁なデータ書換えが必要な産業用アプリケーションにも採用されている。

今回の新製品は、SRAM互換のパラレルインターフェースをもち、1.8V〜3.6Vで動作する。パッケージは、小型化の要求に応えて8mm×6mmの48ピンFBGAパッケージを採用。44ピンTSOPパッケージのSRAMを使用している場合は、同製品に置き換えることで、バッテリーの実装面積を含めて約90%の実装面積の削減になる。(図1)

実装面積比較

また、SRAMをFRAMに置き換えてデータ保護用のバッテリーをなくすことによって、部品開発コストを抑えることが可能。さらに、バッテリーの定期的な点検や交換、在庫の確保など、メンテナンスにかかるコストも不要になり、開発と運用のトータルコスト削減に寄与する。(図2)

トータルコスト比較

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