太陽誘電、メタル巻線チップパワーインダクタ「MCOIL MEシリーズ」のラインアップを拡充

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MCOIL MEシリーズ Hタイプ

太陽誘電は2018年7月17日、同社のメタル巻線チップパワーインダクタ「MCOIL MEシリーズ」に、特性が向上したMEシリーズHタイプ「MEKK2016H」を追加したと発表した。MEKK2016Hは低直流抵抗で大電流に対応したパワーインダクタで、主な用途としては多機能化・高性能化が進むスマートフォンなどデジタル機器の電源回路向けチョークコイルがある。

MEKK2016Hのサイズは2.0×1.6×1.0mm(高さは最大値)で、直流重畳許容電流値(磁気飽和を起こしてインダクタンスが急激に低下し始める電流値)は5.3A、直流抵抗は26mΩ。同社従来品「MEKK2016TR47M」と比較すると、直流重畳許容電流値は18%向上、直流抵抗は13%低減した。

スマートフォンをはじめとする小型・薄型デジタル機器では、高性能化に伴うプロセッサの高速駆動化と同時に、マルチコア化による高効率化が進んでいる。高速駆動化するプロセッサは低電圧大電流化が進み、同時に負荷に応じて使用するコアを変更する。このため、コアごとに電源回路が搭載されている。

その一方で、これらの機器はバッテリー大容量化のために実装面積のさらなる削減が要求されている。電源回路のチョークコイルには、小型/薄型化と同時に低直流抵抗で大電流に対応したパワーインダクタが求められている。

そのような背景から今回、同社はメタル巻線チップパワーインダクタ「MCOIL(TM) MEシリーズ」に同製品を追加。2018年7月より、子会社の福島太陽誘電(福島県伊達市)で、月産1000万個体制で量産を開始する。サンプル価格は1個50円だ。

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