パナソニック、大電流/大容量の車載用導電性高分子ハイブリッドアルミ電解コンデンサ「ZSシリーズ」を製品化――車載ECUの小型化に貢献

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パナソニック オートモーティブ&インダストリアル システムズは2018年9月7日、車載用の導電性高分子ハイブリッドアルミ電解コンデンサ「ZSシリーズ」を製品化し、同年9月から量産を開始すると発表した。

ガソリン車からハイブリッド車やEV車への移行が加速する現在、ガソリンエンジンにモーターでのアシストを併用した駆動化(48Vシステムなど)や、メカ駆動をモーター駆動に変更し電子制御した機電一体化が進んでいる。その変化から電子制御ユニット(ECU)の小型軽量化や、電流値の上昇に伴う電源回路の安定化対策のニーズが高まっている。このような中、電源回路に搭載されるコンデンサには大電流、大容量対応が要求されている。

同社は今回、業界初の直径10mm、高さ16.5mmサイズで大電流、大容量を実現した車載用導電性高分子ハイブリッドアルミ電解コンデンサZSシリーズを製品化した。

同製品は、独自の新規構造とポリマー含浸工法を採用。コンデンサの内部抵抗値の低減を図り、従来品比2.5倍の大電流化を実現した。また、独自の電極箔材料技術と新規構造設計により、電極箔の面積を拡大。従来品比約1.8倍の大容量化を実現した。さらに、同製品は従来品比約3倍の振動加速度30Gを実現。振動への対策のため、従来品では必要だった実装工程での耐振動補強が不要となった。

同社は、同製品により、ECUの小型化、軽量化に貢献するとともに、顧客の工程の合理化にも寄与できるとしている。

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