富士経済、工場をスマート化するハード/ソフトウェアの市場調査を発表――2025年には約4兆8000億円に達する見込み

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富士経済は2018年11月5日、スマート工場を実現するハード、ソフトウェアの世界市場予測を発表した。2025年に4兆8288億円に達すると予測している。

同調査は、IoTなどのデータ活用によって工場の次世代化を実現するハードウェア、ソフトウェアの世界市場を調査したものだ。2018年6月~8月の間、富士経済の調査員による参入企業、関連企業、団体へのヒアリング、および関連文献、社内データベースによって実施した。対象は、インテリジェント生産システムやインテリジェントコントローラー、インテリジェント製造装置、インテリジェントセンサー、見える化ツール、ネットワーク、FAセキュリティシステムとなる。

富士経済によると、IoTやAI技術の活用によって生産を効率化する動きが活発になっており、工場の次世代化を実現するハードウェア、ソフトウェアは本格的に生産ラインへ導入されるケースが増えているという。その結果、市場は拡大傾向にあり、特にインテリジェント生産システム、インテリジェント製造装置、見える化ツールの市場拡大が期待されるとしている。

同市場の多くを占めるインテリジェント生産システムの市場規模は、2025年には2兆2239億円、2017年の2.4倍になる見込みだ。同市場は、機械系3D CAD/CAMが牽引。製造業向けAIも今後それに匹敵する市場規模になると予測している。

インテリジェント製造装置は、変種変量生産など状況に応じて柔軟に対応できるような高度な自動化や、人手不足によって人が行っていた作業をロボットに置き換えて自動化するニーズなどによって市場が拡大している。

上記の調査に加えて今回、クラウドファンディングやクラウドソーシング(いずれもモノづくり関連に限る)、Web受託加工/生産を含むメイカーズ市場の調査も実施した。それによると、2025年のメイカーズ市場は4兆30億円、2017年の8.6倍になると見込まれる。

クラウドファンディングが、テストマーケティングや先行予約販売の場として今後も同市場を牽引するとみられ、クラウドソーシングは、個人事業主が多い北米を中心に堅調に拡大しているという。

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