パナソニック、繰り返しの曲げ・ねじりに耐えるフレキシブルリチウムイオン電池を開発

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パナソニックは2016年9月29日、曲げ半径R25mm/ねじり角25°で繰り返し曲げたりねじったりしても性能を維持できる「フレキシブルリチウムイオン電池」を発表した。同リチウムイオン電池は厚みわずか0.55mmの2次電池であり、カード型デバイスや身体貼付型デバイスなどへの利用に適している。

一般にカード型デバイスは、電源に薄型リチウムイオン電池などが使用されている。だが、薄型リチウムイオン電池は、曲げやねじれなどの変形によって劣化すると、搭載機器の動作時間を短くする恐れがあった。

対して、パナソニックが開発したフレキシブルリチウムイオン電池は、カード向け規格以上の曲げ・ねじり耐性を備えている。そのため、スマートカードやカードキーなどの電池駆動のカード型デバイス、身体貼付型デバイス、スマートウェアなど、頻繁に曲げやねじりの力が加わる機器でも電池性能を維持できる。

また、フレキシブルリチウムイオン電池は繰り返し充放電性能が高く、機器の長寿命化に貢献する。さらに、ラミネート外装体や内部構造を採用したため、繰り返しの曲げ・ねじり変形した際にも漏液が生じにくく、異常な温度上昇が起こりにくい。そのため、身体に装着する機器にも安心して搭載できる。

サンプル出荷の開始は2016年10月下旬の予定。パナソニックは今後、量産化に向けた開発と電池のさらなる薄型化を進め、カード型デバイスやウェアラブル端末などのさまざまなIoT関連商品にフレキシブルリチウムイオン電池を提案していくとしている。

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