GKN Driveline、小型車に組み込むだけでPHEV化できる電動モジュールを発表

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英GKN Drivelineは、小型FF(前輪駆動)車の後軸に組み込むことでAWD(全輪駆動)のプラグイン・ハイブリッド車(PHEV)とすることができる電動システムを開発したと発表した。欧州の自動車メーカで2019年に量産される世界戦略車への採用が決まっている。

この新規開発されたドライブモジュールは、水冷式モータとインバータ、そして車軸をモータで直接駆動できるようにリダクションギアを備えたアクスルユニット「eAxle」とを一体化した電動システムだ。同社のeAxleは2002年以降、欧州と日本の同社工場で既に30万ユニット以上の生産実績があり、電動式AWD用ユニットとして納入されている。高速走行時でもモータの過回転を防止できる2速タイプのeAxleは、「BMW i8」や「Volvo XC90 T8」のハイパフォーマンスカー用PHEVシステムとして採用されている。

駆動モジュールの寸法は300x325mm、重量54kgと、同様の製品に比べ20mm狭く、2.5kg軽いという。最大出力65kWを後輪に伝達することができる。

GKN DrivelineのeDrive/AWDビジネス最高責任者Peter Moelgg氏は、「自動車メーカはコンポーネント毎に別々のサプライヤから調達するのではなく、完成品の電気駆動システムをますます望むようになってきている。この電動システムは、配電を従来のハーネスから(耐熱・強度に優れる)バスバーとし、(モータクラッチなど)不要な機械的接合を廃した初めてのオールインワン電動システムだ。」と述べている。

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New GKN Driveline electric drive module supports small car hybridization

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