自宅で水力発電を実現――カナダ製小型水力発電機「River Turbine」

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再生可能エネルギー関連事業を手掛けるカナダのIdénergieが開発した小水力発電機「River Turbine」が関心を集めている。製品紹介動画の再生回数は150万を越えているという。

River Turbineは、水流で回転するタービンと防水型ジェネレータ、DC-DCコンバータが一体化したパーソナル水力発電機だ。特別な設置設備や技術を必要とせず、数人で持ち上げて河川にドボンと沈めるだけだ。DC-DCコンバータはBluethooth対応しており、遠隔でモニタできる。

川の流速次第だが、River Turbine1台あたり、流速3.5m/sの場合1日約14KWh、年間で5.1MWh発電でき、同社によればこれは太陽電池パネルほぼ12枚に相当するという。また、多様な河川の状態に対応するよう最適化されるため、流速1.0m/sの流れがあれば発電できるとしている。

発電した電気は最長1km離れたところに設置したバッテリまで送電することができ、複数のRiver Turbineや太陽電池パネルを接続して発電ネットワークを作ることができる。山間部など、これまで化石燃料を使う発電設備に依存していた場所にうってつけの製品だ。環境を汚染せず、燃料代もかからない。

また、資源エネルギー庁の進める、渓流やかんがい用水路を使って小水力発電所を作り、発電した電力を産業などに利用(自家消費)して地域の活性化を進める「ハイドロバレー計画」とも親和性がありそうだ。日本の河川でRiver Turbineが活躍するところが見られる日が来るかもしれない。

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ハイドロバレー計画

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