カテゴリー:化学・素材系
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よく伸びて自己修復能や形状記憶能を有する新素材を、廃棄物ゼロで調製することに成功 熊本大学
熊本大学は2023年8月1日、タンニン酸(TA)と超高分子量のポリエチレングリコール(PEO)を水中で混合すると、ゴム状によく伸びるゲル(TaPeO ゲル)が得られることを明らかにしたと発表した。水分を含んだ状態でTaP…詳細を見る -
「若返り薬」を実現か――ハーバード大、細胞を若返らせる化学薬品を発見
ハーバード大学医学部の研究チームは、化学的アプローチにより細胞を若い状態にリプログラミングする初の手法を発表した。これまでリプログラミングは、遺伝子導入をする必要があった。研究成果は、『Aging』誌に2023年7月12…詳細を見る -
有機フッ素化合物「PFAS」フリーの界面活性剤を開発――環境配慮型製品としてグローバルに展開予定 DIC
DICは2023年8月1日、有機フッ素化合物「PFAS」を含まない界面活性剤「MEGAFACE EFSシリーズ」を開発したと発表した。 少量で表面張力を低下させ、乳化や界面活性を改善できるフッ素系界面活性剤は、洗浄…詳細を見る -
リチウムイオン電池を長寿命化する技術――シリコン陽極をリチウム金属粒子でコーティング
ライス大学工学部の研究チームが、リチウム金属粒子でシリコン陽極をコーティングすることにより、リチウムイオン電池(LIB)の寿命を22〜44%向上できる手法を考案した。界面活性剤によって安定化されたリチウム金属粒子を、シリ…詳細を見る -
泡沫が塗り広げられる際の挙動を解明――3種類のパターンが存在 東京都立大学
東京都立大学は2023年7月28日、泡沫が塗り広げられる際の挙動を解明したと発表した。 多数の気泡が少量の液体中に詰まった状態である「泡沫」は、油や微粒子を内部に吸収しやすかったり、熱や物質の移動を妨げたりする特質…詳細を見る -
3次元ランダム凝縮系における光の閉じ込めは可能か?
イェール大学を中心とする国際共同研究チームが、ナノからマイクロメートルサイズの粒子からなる3次元ランダム凝縮系に光を閉じ込められることを高速計算機実験で証明した。同研究は、レーザーや光触媒などへの応用に新たな可能性を拓く…詳細を見る -
超高圧合成での新規酸水素化物の合成に添加剤を加えることで成功――電池材料などへの応用に期待 東工大とQST
東京工業大学と量子科学技術研究開発機構(QST)は2023年7月26日、超高圧合成法により、ペロブスカイト型バナジウム酸水素化物SrVO2.4H0.6とSr3V2O6.2H0.8を合成したことを発表した。超高圧合成におい…詳細を見る -
3Dプリント手法により2種類の鋼を積層造形するバイメタル製造方法を考案
ワシントン州立大学(WSU)の研究チームが、2本の溶接トーチを用いた3Dプリント手法により、円筒形状の同一レイヤーの外側と内側に異なる2種類の鋼を積層し、さまざまな機能を発揮できる高強度バイメタルを作製する手法を考案した…詳細を見る -
イカに学べ――光と熱、マイクロ波の透過度を調節可能なフィルムの開発
中国の南京大学とシンガポールの南洋理工大学の研究チームが、イカの皮膚から着想を得て、可視光からマイクロ波までの幅広い波長域の透明度を調節できるフィルムを開発した。同研究成果は2023年6月28日、『ACS Nano』に掲…詳細を見る -
溶融塩電気めっきの実用化に向け、新たな溶融塩を開発 京都大
京都大学は2023年7月20日、塩の高い水溶性と高いめっき能力の両方を兼ね備えた溶融塩を開発し、シリコン、チタン、タングステンのめっきに成功したと発表した。溶融塩は電気化学的に安定し、さまざまな金属を電析できるため、金属…詳細を見る