カテゴリー:化学・素材系
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燃料デブリの固溶体化が、放射能毒性の高い物質の海中への溶け出しを抑えることを発見 東北大ら
東北大学は2022年6月13日、日本原子力研究開発機構、京都大学と共同で、燃料デブリの固溶体化によって放射能毒性の高いアクチノイドが海水に溶け出しにくくなることを発見したと発表した。 東京電力福島第一原子力発電所の…詳細を見る -
米調査会社、核爆弾とミサイルの市場規模が2030年に1260億ドルに拡大と予想
米調査会社Allied Market Researchは2022年3月、核爆弾とミサイルの世界市場の動向を予測したレポートを発表した。市場規模は2020年時点の726億4000万ドルに対して、2021年から2030年まで…詳細を見る -
ペットボトルを1週間で分解――プラごみの環境問題を解決するプラスチック分解酵素を発見
廃棄されるプラスチックによる環境汚染は、世界が抱える大きな課題の一つだ。ほとんどのプラスチックは生分解性を持たないため、分解されることなく環境中に長期間とどまり、海洋などを中心に汚染し続けている。またプラスチックゴミ問題…詳細を見る -
金属3Dプリンターで高性能脊椎治療用ケージを製作 阪大などの研究グループ
大阪大学は2022年6月8日、同大学院工学研究科と国立病院機構北海道医療センター、帝人ナカシマメディカルの研究グループが、全く新たな設計コンセプトに基づくチタン合金製脊椎ケージを開発し、大型動物実験によって高い性能を証明…詳細を見る -
タンパク質ベースの自己生成する分子論理回路を作成
ノースカロライナ州立大学とケンブリッジ大学の研究チームは、自己組織化を利用してタンパク質ベースの回路を作成し、簡単な論理機能を実行できることを実証した。この研究成果は、量子スケールにおける電子の特性を利用して安定したデジ…詳細を見る -
二酸化炭素分離膜における長年の課題を克服――既存の安価な分離膜表面を化学修飾により選択性を150倍に
ノルウェーのSINTEF Industryと米ノースカロライナ州立大学の研究チームが、発電所からの排気ガスなどの混合ガスから、温室効果ガスである二酸化炭素(CO2)を高効率に除去できる新しい分離膜技術を開発した。本研究成…詳細を見る -
DMM.make 3Dプリント事業にローコストタイプのレジン5種類を追加 DMM.com
DMM.comは2022年6月3日、DMM.makeの3Dプリント事業に、ローコストタイプの光造形樹脂(レジン)5種類を追加したと発表した。 同事業では現在までに23種類のレジンを扱っていたが、今回、コストを重視し…詳細を見る -
無数の穴が開いた極薄の炭素シートの合成に成功 NIMSや早大など国際研究チーム
国立研究開発法人物質・材料研究機構(NIMS)と早稲田大学を中心とした国際共同研究チームは2022年6月3日、細孔を開けることが難しかった炭素ナノシートに無数の小さな穴を開ける手法を開発し、多孔性炭素ナノシートの合成に成…詳細を見る -
ゼロカーボンエネルギーの研究をリードする卓越拠点となる組織を設立 オックスフォード大
オックスフォード大学発のゼロカーボンエネルギー研究所(Zero-carbon Energy Research Oxford:ZERO)が、分野の垣根を取り払い、世界トップの研究者と外部組織の英知を結集し、ゼロカーボンエネ…詳細を見る -
火星の住居はレンガ造りかも――微生物と火星の土を使う「宇宙レンガ」製造法
インド宇宙研究機関(ISRO)とインド理科大学院大学(IISc)の研究チームは、微生物を使って火星の土壌からレンガを作る方法を考案した。火星移住計画に必要な建物の材料を、その場で入手できる可能性がある。研究結果は、202…詳細を見る