カテゴリー:化学・素材系
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高強度アルミニウム合金の水素脆化のメカニズムを解明―― 安価な添加元素で高強度化 九州大学ら
九州大学は2022年2月9日、同大学大学院工学研究院が岩手大学、京都大学、高輝度光科学研究センターと共同で、高強度アルミニウム合金の破壊防止法を確立したと発表した。 大型放射光施設SPring-8でのX線CTを利用…詳細を見る -
セラミックスが通電により柔軟になる性質を発見――異種材料接合などへの応用に期待 東大ら
東京大学は2022年2月7日、セラミックスに通電処理することで、硬度を維持しながら弾性率が低下して柔軟になる性質を発見したと発表した。 今回の発見は、物質・材料研究機構および名古屋大学との共同研究によるものだ。セラ…詳細を見る -
チョコレートのコーティングのように水素がパラジウム表面を覆う、新たな水素貯蔵方法を考案
自動車や航空機などの燃料や、製鉄、セメント製造において利用される水素は、燃焼時に二酸化炭素を発生しない次世代エネルギーとして期待されている。しかし、現状では水素ガスは最大700気圧の加圧タンクで保管するか、−253℃で冷…詳細を見る -
スポーティーな車に合う深みのある黒色の新漆黒めっき 豊田合成が開発
自動車部品事業が主力の豊田合成は2022年2月4日、「光輝感」と「深みのある黒色」を両立させ、スポーティーなデザインを表現する新しい樹脂めっき技術「新漆黒めっき」を開発したと発表した。 開発された新漆黒めっきは、2…詳細を見る -
骨折部に潜り込んで「骨」となるマイクロロボットを開発
スウェーデンのリンシェーピン大学と岡山大学の研究チームは、柔らかい組織が荷重に耐えられる構造に変化する骨の成長にヒントを得て、最初はさまざまな形に変形できる柔軟な素材が自律的に骨のように硬くなる技術を開発した。ソフトロボ…詳細を見る -
天然深共晶溶媒を用いて、木と石から100%天然バイオマス系生分解性プラスチックを開発 GSアライアンス
GSアライアンスは2022年2月2日、天然深共晶溶媒を用いて、木と石そのものから作った100%天然バイオマス系生分解性プラスチックを開発したと発表した。木や植物の成分を深共晶溶媒で膨潤、微分散、溶解し、加工して、熱可塑性…詳細を見る -
新たなFRP/FRTP用補強材として高弾性/高強度ガラスファイバー「MAGNAVI」を新開発 NSG
日本板硝子(NSG)は2022年2月2日、新たなFRP/FRTP(繊維強化プラスチック)用補強材として、高弾性/高強度ガラスファイバー「MAGNAVI(マグナビ)」を開発した。耐熱性、電波透過性等のガラスファイバーの特性…詳細を見る -
金属を含まない回路基板――カーボンとカイガラムシでサステナブルな電子回路を作成
生鮮食品や医薬品などの流通過程において、製品を長期間モニタリングするためにセンサー技術を組み込んだスマートパッケージングは、今後も拡大していくと考えられている。世界中の研究者たちが、ロボットによる3Dプリント技術などを用…詳細を見る -
傷の自己治癒を促す装着型の圧電/摩擦帯電ナノ発電素子に関するレビュー論文を発表 台湾・清華大
物質・材料研究機構(NIMS)は2022年1月31日、台湾・清華大学の研究グループが、傷の自己治癒を促進する装着型の圧電または摩擦帯電ナノ発電素子の開発に焦点を当てて解説したレビュー論文を発表した、と物質材料研究のオープ…詳細を見る -
精度はパウダーベッド方式の4000倍――電気メッキ技術を使う金属3Dプリンティングを考案
独オルデンブルク大学らの研究チームは、電気メッキを利用した新しい金属3Dプリント技術を開発した。直径わずか25nmの銅の造形が可能で、パウダーベッド方式など金属粉末を利用するプリント技術より解像度が4000倍高い。新しい…詳細を見る