カテゴリー:電気・電子系
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欠陥検出画像を高画質化した超音波映像装置を発売――300mmウェーハの一括検査が可能 日立パワーソリューションズ
日立パワーソリューションズは2022年8月29日、欠陥検出画像の高画質化と300mmウェーハの一括検査を可能にした超音波映像装置「FineSAT7」を同年10月1日に発売すると発表した。 同機は、半導体や電子部品内…詳細を見る -
MIT、シリコンより優れた「理想的な半導体」を発見
MITとヒューストン大学などの共同研究チームは、立方晶ヒ化ホウ素(c-BAs)が、微細デバイスの放熱性に有効な高い熱伝導度を有するとともに、電子輸送と正孔輸送の両方を兼ね備える高い両極性移動度を発揮することを実験的に示し…詳細を見る -
シリコン量子ドットデバイス中の電子スピンで、3量子ビット量子誤り訂正を実証 理研
理化学研究所(理研)創発物性科学研究センター量子機能システム研究グループは2022年8月25日、シリコン量子ドットデバイス中の電子スピンを用いて、3量子ビット量子誤り訂正を実証したと発表した。シリコン半導体を用いた量子コ…詳細を見る -
次世代車載内装向けの静電UIを開発――単一のセンサで非接触操作やタッチ操作、感圧操作が可能 日本航空電子工業
日本航空電子工業は2022年8月23日、次世代車載内装向けの静電UI(ユーザーインターフェース)を開発したと発表した。 今回開発した技術では、1枚のフィルムセンサによる非接触操作やタッチ操作、感圧操作が可能となって…詳細を見る -
酸素タンクによって耐水性を有するバイオ発電パッチを開発――水中で10倍以上長く発電 東北大学
東北大学は2022年8月22日、酸素タンクを内蔵することで水中でも発電能力が低下しにくいバイオ発電パッチを開発したと発表した。 経皮マイクロ電流を発生させる皮膚パッチは、傷の治療促進や鎮痛、薬剤浸透などの目的で研究…詳細を見る -
室温で実用性を発揮するLiイオン電池用高分子固体電解質を合成 東北大
東北大学は2022年8月18日、材料科学高等研究所などの研究グループが、ミクロンサイズの穴がハニカム(蜂の巣)状に空いた厚さ数ミクロンの高分子多孔膜と、光架橋性ポリエチレングリコール(PEG)系高分子電解質を複合化するこ…詳細を見る -
アト秒の時間分解X線分光法による有機薄膜太陽電池の光電変換初期過程を観測
英インペリアル・カレッジ・ロンドンの研究チームが、有機薄膜太陽電池(OPV)材料の光電変換において、光が当たった最初の瞬間に何が起こっているのかを調べる手法を開発した。X線パルスを用いた同手法により、光が当たってからわず…詳細を見る -
電子ではなく音波でデジタルデータを処理するコンピューターチップを開発 ハーバード大学
現在のコンピューターチップはCMOSに代表されるトランジスタを使用した電子回路で構成されているが、微細化には限界があり、光を利用するフォトニックチップなどの低消費電力かつ高速化へ向けたさまざまな研究が進められている。 …詳細を見る -
耐寒性、耐熱性に優れた高エネルギー密度リチウムイオン蓄電池の開発
カリフォルニア大学サンディエゴ校の研究チームが、氷点下の寒さや炎熱の温度でも性能を発揮し、多くのエネルギーを蓄えることが可能な次世代のリチウムイオン蓄電池を開発した。 同研究成果は2022年7月5日、アメリカ科学ア…詳細を見る -
電極の凸凹がカギ――リチウムイオン電池の低温特性を改善する研究
リチウムイオン電池はエネルギー密度が高くサイクル寿命が長いことから、小型家電製品から自動車まで幅広く利用されている。しかし寒さに弱いという弱点があり、0℃を下回る低温環境では電池の性能は著しく低下する。そのため、宇宙探査…詳細を見る