カテゴリー:エンジニア分野別
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可視光は通すが室温は上げない窓ガラス――冷房効果を高めるハイドロゲルガラス窓を開発
中国の武漢大学の研究チームが、室内を明るく保ったまま、室内温度を従来のガラスに比べて効果的に下げることができる新しい窓用ガラスを考案した。ハイドロゲル層と通常ガラス層を組み合わせて構成されるハイドロゲル-ガラス設計であり…詳細を見る -
イタリア発のロボットバーテンダー、顧客を分析して好みの話題も提供
イタリアのフェデリコ2世・ナポリ大学の研究チームが、顧客と対話しながら飲み物を提供する、ロボットバーテンダー「BRILLO」を開発した。研究内容の詳細は、YouTubeで紹介されている。 BRILLOは、人の上半身…詳細を見る -
19世紀の写真技術を使い、伸縮性の変色フィルムを開発
MITの研究チームが、タッチセンサーや医療用圧力モニター、圧迫包帯、マンマシンインタフェースなどへの応用を目的として、圧力や歪みの付加により色が変化する伸縮性フィルムを開発した。カラー写真を史上始めて実現した19世紀の写…詳細を見る -
大腸菌をベースにしたマイクロロボットが、体内で治療薬を運び病巣に挑む
ガン治療法の開発に取り組む独Max Planck Institute for Intelligent Systems(MPI-IS)の研究チームは、2022年7月発行の「Science Advances」誌に論文を掲載し…詳細を見る -
リサイクルが難しいプラスチックをアップサイクルする低貴金属担持触媒を開発
2022年8月22日にシカゴで開催されたアメリカ化学会(ACS)秋季大会で、パシフィック・ノースウェスト国立研究所(PNNL)の研究チームが、貴金属の使用量を減らしながら、有用製品への転換率を高めるプラスチックリサイクル…詳細を見る -
回収したCO2を100%エチレンに変換する画期的な手法
イリノイ大学シカゴ校(UIC)の研究チームが、産業分野で排出される二酸化炭素(CO2)をエチレン(C2H4)にほぼ100%変換できる手法を考案した。水の電気分解により生成される水素イオンと、二酸化炭素の電解還元により生成…詳細を見る -
ドライ方式水素ガスタービンで窒素酸化物の排出量を大幅に削減 川崎重工
川崎重工業は2022年9月29日、神戸市ポートアイランドの水素CGS(コージェネレーションシステム)実証プラントで、ドライ方式燃焼器を用いた水素ガスタービンの窒素酸化物(NOx)排出量が大気汚染防止法の規制値の半分となる…詳細を見る -
酸素貯蔵セラミックスを400℃の低温作動化――酸素貯蔵量が従来の13.5倍 東北大学
東北大学大学院工学研究科の高村仁教授らは、セリウム・ジルコニウム系酸化物にコバルトと鉄を固溶させ、400℃という低い作動温度で、酸素貯蔵量が従来の13.5倍を達成したと発表した。さらに、従来よりも400℃低い温度の800…詳細を見る -
米Alphabet傘下企業、最大積載量が異なるさまざまな大きさのドローン群を公開
米Googleの持株会社である米Alphabet傘下企業で、ドローンによる配送サービスを展開しているWing Aviation(以下、Wing)は、配送商品の積載量によって使い分けできる、大きさや最大積載量が異なるドロー…詳細を見る -
米空軍、航空機の電子戦を支援するソフトウェア「Angry Kitten」を開発中
米空軍は、敵の兵器を妨害して電子的に攻撃する電子戦運用ポッド「Angry Kitten」の戦闘機への搭載の可能性について、2022年8月3日の記事で伝えている。 Angry Kittenの起源は、10年前にジョージ…詳細を見る