電気自動車(EV)を扱える企業・求人は?

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電気自動車(EV:Electric Vehicle)とは?

電気自動車とは、充電可能な二次電池を搭載し、ガソリン/ディーゼルエンジンなど内燃機関ではなくモーターを動力として走行する自動車を指す。

歴史は古く、日本でも1947年に東京電気自動車が発売した「たま」号までさかのぼることができる。近年、リチウムイオン電池をはじめとする高エネルギー密度の電池が普及したことで、自動車メーカー数社が実用的な市販モデルを販売するようになってきた。

電気自動車の利点は、走行時に二酸化炭素や有害な排気ガスを出さないことだ。世界各国で年々厳しくなる排気ガス規制、燃費規制に対して、ZEV(Zero Emission Vehicle)である電気自動車を市場に導入することが、各自動車メーカーにとって急務となっている。

電気自動車が広く普及するためには、1回の充電で走行できる航続距離を伸ばすこと、そして充電にかかる時間を短くすることが重要となる。現在市販されている電気自動車の多くは、1充電あたりの走行距離が同クラスのガソリン車よりも短い。そして充電にかかる時間が数時間、急速充電でも数十分と、ガソリンスタンドでの給油に比べて長い時間を要する。

こうした電気自動車の課題を解決する上で、最も重要な技術のひとつが電池性能の向上だ。日産自動車「リーフ」を例にとると、2010年発売の前期型に搭載されたリチウムイオン電池容量は24kWhだったが、2015年発売の後期型では、バッテリーパックは同サイズながらリチウムイオンの増量と内部抵抗の低減などで30kWhに増加している。これにより、電費がJC08モードで124Wh/kmから114Wh/kmへと向上し、最大航続距離も200km弱から約280kmに伸びている。

電気自動車を取り扱う企業は?

電気自動車の量産化に成功し販売している自動車メーカーは、国内では日産自動車と三菱自動車のみ。海外メーカーでは、テスラ、GM、フォルクスワーゲン、BMWなどが市販車を販売している。

電気自動車に携われる求人は?

電気自動車を量産している国内自動車メーカーは現状2社のみだが、その他のメーカーも電気自動車開発を急務としており、システム設計から性能実験まで幅広く求人が出てきている。

特に自動車メーカーでは、これまでは、ほとんどいなかった強電系設計の技術者が求められるようになっている。また、新たな電子制御システムの開発に向けて、駆動モーターやインバータなどの機械設計から、走行制御、充電制御などのソフトウエア技術者まで広く求人がある。

部品サプライヤからは、電気自動車関連部品やリチウムイオン電池関連の設計、生産・品質管理などの求人が増えている。

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