さとうきび繊維を使用した生分解性のエコストローを発売

シュガーケインファイバー さとうきび繊維のストロー

シュガーケインファイバーは2020年1月23日、自然由来のエコストロー「シュガーケインファイバー さとうきび繊維のストロー」の販売を日本全国に向けて開始した。環境面に配慮した生分解性の自然由来のエコストローで、スプーン、フォーク、歯ブラシ、櫛なども試作している。

シュガーケインファイバー さとうきび繊維のストローは、弾力性があり、長時間水につけても溶け出したり、変形したりすることがない長さ210㎜のエコストローで、口当たりもこれまでのストローと遜色がない。サトウキビのほんのり甘い香りがあり、無着色。製造は、ISOを取得した品質基準の高い台湾の工場に委託している。

原材料は、有機栽培された台湾産サトウキビ繊維と、とうもろこし由来の生分解性PLAから構成。生分解性PLAは、日本バイオプラスチック協会の日本バイオマスプラ識別表示制度ポジティブリストに登録されている。アメリカBPI(Biodegradable Products Institute)とドイツのDIN CERTCOから、堆肥化できるという認証を得ている。カナダのCompost Manufacturing Allianceでは、3ヶ月で生分解されたというテスト結果が出ている。

使用可能温度と保管温度は−10~70℃。ソフトドリンク、アルコール、乳製品などのあらゆる冷たい飲料に対応する。6㎜口径、8㎜口径、12㎜口径を個包装なしで展開。現在、スプーン、フォーク、歯ブラシ、櫛なども試作しており、シュガーケインファイバーは今後もさとうきび繊維関連商品の企画販売を進めていくとしている。

現在試作中のさとうきび繊維のスプーン、フォーク

現在試作中のさとうきび繊維の櫛、歯ブラシ

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