アーカイブ:2016年 8月
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理研、海洋性の光合成細菌から高分子量バイオプラスチックを生成
理化学研究所(理研)は2016年8月18日、高分子量のポリヒドロキシアルカン酸(PHA)を生産する海洋性の光合成細菌を発見したと発表した。PHAはバイオプラスチックの一種。生分解性や生体適合性などの特性を持つため、石油由…詳細を見る -
半導体企業売上高ランキング、トップ20中7社が二桁成長——米IC Insights
米IC Insightsは2016年8月15日、本年度上半期の世界半導体企業売上高ランキングを発表した。同社の報告によると、トップ20にランクインした企業のうち7社の4〜6月期売上高が1〜3月期比で二桁成長を達成したとい…詳細を見る -
センサ開発エンジニアに必要なのはセンス――1人の力で社会に大きな衝撃を与える可能性も
本コラムは、エンジニア専門の人材紹介会社メイテックネクストのキャリアコンサルタント・河辺真典氏からの寄稿です。旬のキーワードを取り上げ、エンジニアのキャリア形成に役立つ情報を発信していきます。 In…詳細を見る -
DSM、スマホなどの部品に対応した植物由来の高機能樹脂「ForTii Eco」を開発
DSMは、植物由来の高耐熱性ポリフタルアミド「ForTii Eco」を開発し、従来のポリフタルアミドでは使用が難しかった極薄部品に対応する「ForTii Eco E11」、「ForTii Eco E61」、「ForTii…詳細を見る -
NEC、漆器の黒を実現した非食用植物原料のバイオプラスチックを開発
NECは2016年8月17日、非食用植物を原料とした樹脂(セルロース樹脂)を使い、日本の伝統工芸の漆器がもつ独特の漆黒(漆ブラック)を実現したバイオプラスチックを開発したと発表した。京都工芸繊維大学、漆芸家の下出祐太郎氏…詳細を見る -
2次元ペロブスカイト型太陽電池の電力変換効率を3倍以上に――米研究チームが結晶成長法を改善
アメリカのロスアラモス国立研究所、ノースウェスタン大学、ライス大学の研究者グループは、結晶成長法を改善して、新しいタイプの2次元ペロブスカイト層の作成に成功し、ペロブスカイト型太陽電池の電力変換効率とその安定性を著しく向…詳細を見る -
メガソーラ向け太陽電池のシリコン単結晶作製に生産性の高い新手法で成功
科学技術振興機構(JST)の中嶋一雄研究チームリーダーらは2016年8月9日、生産性の高いキャスト成長炉で作製したシリコン単結晶インゴットを用いて太陽電池を製作し、高変換効率を高い歩留まりで実現したと発表した。文部科学省…詳細を見る -
有機半導体に欠かせない縮環チオフェンを簡単に合成できる新反応を開発
科学技術振興機構と名古屋大学は2016年8月9日、有機半導体に欠かせない縮環チオフェンを簡便かつ短工程で合成できる新反応を開発したと発表した。 縮環チオフェンとは硫黄と炭素からなる5員環「チオフェン」を含む芳香族化…詳細を見る -
次世代の発電技術、“オーガニック太陽電池”を実用化に近付ける新素材を発見
現在主流のシリコン系太陽電池に続く次世代の発電技術として、有機物を使って作られたオーガニック太陽電池の研究が進められている。 オーガニック太陽電池は非常に薄く、曲げることが可能で、半透明といった特徴がある。シリコン…詳細を見る -
ディスコ、SiCインゴットからウェーハをレーザーで切り出す新手法を確立
ディスコは2016年8月8日、レーザ加工によるインゴットスライス手法「KABRA」プロセスを開発したと発表した。同プロセスを導入すれば、次世代パワーデバイス素材として期待される炭化ケイ素(SiC)ウェーハ生産の高速化、取…詳細を見る