ヴイストンは2024年11月15日、従来の約4倍の稼働時間を持つ大容量バッテリーを搭載した研究開発用台車ロボット「メカナムローバーG40A-LB」を発売したと発表した。
同ロボットは、同社の研究開発用台車ロボット「メカナムローバーVer.3.0」に1440Wh(24V60Ah)の大容量Li-Feバッテリーを搭載した派生モデルだ。従来の可搬重量40kgを維持しつつ、稼働時間を約4倍に伸ばした。実際の稼働時間は条件により異なるが、同社内での条件による実測では約113時間稼働した。
従来モデル同様に、前後/左右/回転の動きを組み合わせることができる四輪メカナムホイールを採用しており、台車ロボット本体の向きを変えずに真横や斜め方向に移動できる。筐体はカスタマイズが容易なアルミニウム製となっている。Arduino IDEやROS 1およびROS 2に対応する。有線および無線接続によって制御でき、さまざまなオプションにも対応している。
サイズは403×402.45×270mmで本体重量は約25.4kg。最高速度は毎秒1.6mだ。価格は95万7000円(税込)で、各種オプションとあわせて同社オンラインショップで販売している。