
ジェイテクトは2024年12月17日、SUBARUのクロスオーバーSUV「クロストレック e-BOXER(ストロングハイブリッド)」向けに、電子制御カップリング「オイル共用式ITCC」を開発したと発表した。
同製品は、同社従来品と比較して全長を約25%短縮した。また、ITCC(Intelligent Torque Controlled Coupling)内のクラッチの潤滑を最適化しており、クラッチの放熱性が改善されている。これにより耐久性が向上した。

従来品と開発品のITCC構造比較
オイル共用式構造を採用したことで、ITCCとトランスミッションでのオイル使用量を削減できる。
また、ITCCの搭載部品を最適化したことで、エンジンからの駆動力を迅速に伝達することが可能となった。これにより、走行安定性や加速性能が向上している。

従来品と開発品のITCC搭載位置比較

SUBARU クロストレック e-BOXER
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