カテゴリー:ニュース
-
有機太陽電池の電圧損失を色素分子の精密合成で約30%削減 分子科学研究所と静岡大学
分子科学研究所 教授の平本昌宏氏、静岡大学 教授の高橋雅樹氏らの研究グループは2020年2月5日、色素分子の精密合成で有機太陽電池の電圧損失を約30%削減することに成功したと発表した。非発光再結合損失の抑制には、色素分子…詳細を見る -
医療記録を「患者自身」に書き込む――量子ドットで情報を皮膚下に埋め込む技術を開発
米マサチューセッツ工科大学(MIT)の研究チームは、量子ドットでできたインクを使って皮膚の下に医療記録を埋め込む技術を開発した。肉眼では見えないが、近赤外線センサーで読み取ることができるというもので、研究結果は2019年…詳細を見る -
新しい金属3Dプリント手法を開発――超音波で合金を強化
オーストラリアのロイヤルメルボルン工科大学(RMIT)の研究チームは、金属3Dプリンティングによる造形物の剛性を上げる技術を開発したと発表した。超音波の振動を与えながらプリントすることで、従来より引張強度と降伏応力が12…詳細を見る -
積層不整のない氷Icの合成に成功――水素ハイドレート高圧相を低温下で脱圧 東大ら
東京大学大学院理学系研究科地殻化学実験施設、総合科学研究機構中性子科学センター、山梨大学大学院総合研究部らの研究グループは2020年2月3日、氷Ic(立方晶系の対称性を持つ氷)と同じ水分子フレームワークを持つ水素ハイドレ…詳細を見る -
次世代マグネシウム二次電池に適用可能なナノ空間を活用した電極材料を開発 立命館大ら
立命館大学生命科学部、東京農工大学大学院工学研究院の研究グループは2020年1月29日、フランスのポールサバティエ大学、京都大学、高輝度光科学研究センターと共同で、次世代マグネシウム電池に適用可能なマグネシウム二次電池用…詳細を見る -
Amazon、非接触型の生体認証システムの特許を申請――手をかざすだけで本人確認できる
Amazonが非接触型の生体認証システムに関する特許を申請、2019年12月26日付で公開されている。 この特許は、「NON-CONTACT BIOMETRIC IDENTIFICATION SYSTEM」という件…詳細を見る -
東大ら、ナノチューブを重ね合わせた「1次元ファンデルワールスヘテロ構造」の合成に成功
東京大学は2020年1月31日、筑波大学や北京大学、マサチューセッツ工科大学、産業技術総合研究所などと共同で、異なるナノチューブを同心円状に複合化した「1次元ファンデルワールス(vdW)ヘテロ構造」の合成に成功したと発表…詳細を見る -
自律型水中ロボットの自動ドッキングに成功――岡山大学と海上技術安全研究所
岡山大学は2020年2月3日、海上技術安全研究所との共同実験において、自律型水中ロボット(AUV)と海底ステーションの自動ドッキングに成功したと発表した。 同大学によると、深海用水中ロボットは、水中汚染物の発見/回…詳細を見る -
マスクによるインフルエンザの予防効果を検証――サージカルマスクもN95マスクも同等という調査結果
医療従事者を対象に、インフルエンザやウイルス性呼吸器疾患に対するサージカルマスクとN95マスクの予防効果を比較した論文が公開されている。テキサス大学サウスウェスタンメディカルセンターによる論文で、2019年9月3日付で米…詳細を見る -
カエルの細胞から作り出された生体ロボット「xenobots」――自然界に存在しない生命体をスパコンで設計
米バーモント大学は、2020年1月13日、カエルの胚から切り取った生体細胞を使った数mmサイズの生体ロボット「xenobots」を開発したと発表した。xenobotsはターゲットに向かって移動でき、患者の体内の特定部分へ…詳細を見る