カテゴリー:ニュース
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医療用マイクロロボットの作製を3Dプリンターで自動化――8時間の精密作業がわずか20分に
トロント大学工学部の研究者たちが、医療用マイクロロボットを3Dプリンターで造形する手法を開発した。これまで極細のニードルピンセットと顕微鏡を用いて最低でも8時間かかっていた精密作業が、新手法によってわずか20分に短縮され…詳細を見る -
回転摩擦を62%低減する「低フリクションハブベアリングIII」を開発――燃費改善により給油当たり4.5~5.5km走行距離が増加 NTN
NTNは2019年5月22日、回転フリクションを従来品比で62%低減した「低フリクションハブベアリングIII」を開発したと発表した。 近年の自動車の燃費向上やCO2排出規制の強化により、タイヤの回転を支えるハブベア…詳細を見る -
大日本印刷、電気自動車向けワイヤレス充電用のコイルを開発――薄型、軽量で、漏洩磁界の低減により大電力伝送にも対応
大日本印刷(DNP)は2019年5月22日、漏洩磁界を低減させることで大電力伝送にも対応可能な電気自動車向けワイヤレス充電用のシート型コイルを開発したと発表した。 電気自動車(EV)に非接触で充電できるワイヤレス充…詳細を見る -
金属とプラスチックなどの異素材を簡単に接着できる新タイプの「DNP粘接着フィルム」を開発 大日本印刷
大日本印刷(DNP)は2019年5月22日、金属やプラスチックなどの異なる素材を接着できる「DNP粘接着フィルム」の新タイプを開発したと発表した。 近年、自動車などの軽量化のため、金属素材の一部をプラスチックや炭素…詳細を見る -
磁性がレーザー照射によって変わる「磁化反転」の仕組みを解明――スピンが流体のように振る舞う
コロラド大学ボルダー校の科学者たちは、極薄の磁石をレーザーで照射すると、一時的に磁力を失い、その後再び磁力が復活し、磁性が反転する場合があるという現象の仕組みを解明した。この「磁化反転」は、レーザー照射によって磁石内のス…詳細を見る -
リチウムイオン伝導性と輸率を向上させた電解質膜を作製――室温で動作する全固体二次電池の開発が可能に 首都大学東京
首都大学東京は2019年5月21日、従来よりもリチウムイオン伝導性と輸率を著しく向上させた電解質膜を開発したと発表した。この電解質膜を用いることで、現在、有機全固体電池では開発が困難な、室温で十分に作動する全固体二次電池…詳細を見る -
ゲート絶縁膜プロセス技術を改良――SiC-MOSFETのチャネル領域の抵抗を約40%低減 東芝
東芝は2019年5月21日、SiC-MOSFET向けに開発したゲート絶縁膜プロセス技術をさらに発展させ実際の縦型デバイスに適用した結果、従来技術と比較して、チャネル領域の抵抗を約40%低減できたと発表した。同技術を実用化…詳細を見る -
材料の破壊メカニズムを原子レベルで解明――TEMナノインデンテーション法により進展する亀裂をリアルタイムで可視化 東京大学
東京大学は2019年5月21日、透過型電子顕微鏡法(TEM)を用いたナノスケールの応力印加その場観察により、多結晶において偏析粒界を進展する亀裂をリアルタイムで可視化することに初めて成功したと発表した。この結果、従来の考…詳細を見る -
伸縮に強いスーパーキャパシタを開発――カーボンナノチューブの“森”を利用
ミシガン州立大学の研究チームは、カーボンナノチューブ(CNT)を利用して伸縮性に優れたスーパーキャパシタを作製した。医療分野をはじめとするウェアラブルデバイスへの伸縮可能な電源として適用できる。研究成果は、2019年4月…詳細を見る -
車載ECU市場、2030年には14兆円規模に――走行安全系や情報通信系の構成が高まる見込み 富士キメラ総研調査
富士キメラ総研は2019年5月20日、車載ECU(Electronic Control Unit)の世界市場調査結果を発表した。 同調査によると、ECU市場は堅調に拡大しており、2018年は前年比4.1%増の8兆4…詳細を見る