カテゴリー:技術ニュース
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太陽光を用いて、水から直接水素燃料の製造に成功 信州大
信州大学の研究チームが、太陽光を用いて水から直接的に水素を得る水分解プロセスとして、新しい光触媒によりシンプルな構造で大規模化が容易な低コストの手法を開発した。ペロブスカイト系光触媒Y2Ti2O5S2表面における水の分解…詳細を見る -
道路横断時の車や人との衝突を防ぐ、ロボットの自動制御に成功――デジタルツイン技術を活用 鹿島ら
鹿島は2025年1月10日、ハイパーデジタルツイン、羽田みらい開発、芝浦工業大学とともに、デジタルツイン技術を使ってロボットを自動制御し、安全に道路を横断させる実証実験を行い、有効性を確認したと発表した。有効性が確認され…詳細を見る -
水平飛行でローターを畳む新世代ティルトローター機の試験が進展中 米Bell Textron
航空機製造企業の米Bell Textronは、2024年12月4日、新世代のティルトローター機の風洞試験を完了したと発表した。同試験は、DARPA(米国防高等研究計画局)のSPRINT(Speed and Runway …詳細を見る -
強制的な満腹感――MIT、減量に効果的な胃内バルーンを開発
胃内バルーン留置術は、空気や生理食塩水で満たされたシリコン製バルーンを胃の中に留置し、満腹感を与えることで過食を防ぐ減量法だ。しかし、胃が満腹感に慣れると、この効果は薄れてしまう。この問題を解決するために、マサチューセッ…詳細を見る -
展示中の小型陽子加速器「ELISA」で考古学的サンプルの非破壊分析を開始 CERN
欧州原子核研究機構(CERN)は2024年11月22日、CERN Science Gatewayに展示中の小型陽子加速器「Experimental Linac for Surface Analysis(ELISA)」を使…詳細を見る -
ダイヤモンド表面を原子レベルで観察する技術を開発 東大、産総研
東京大学の研究グループは2025年1月8日、産業技術総合研究所(産総研)と共同で、ダイヤモンド表面を原子レベルで観察する技術を開発したと発表した。原子間力顕微鏡(AFM)を用い、世界で初めてダイヤモンド表面の個々の炭素原…詳細を見る -
非対称ジグザグ端型グラフェンナノリボンの合成に成功 京大、シンガポール大、カリフォルニア大
京都大学エネルギー理工学研究所の坂口浩司教授らは2025年1月9日、シンガポール国立大学、カリフォルニア大学バークレー校と共同で、新たな合成法により、非対称ジグザグ端型グラフェンナノリボン(GNR)の合成に成功したことを…詳細を見る -
廃油からスーパーキャパシターの高品質電極を作る技術を開発
世界的にエネルギー危機が深刻化するなか、高性能なエネルギー貯蔵ソリューションの必要性が高まっている。スーパーキャパシターは、従来の2次電池と比較して充電/放電速度が速く、サイクル寿命が長いことから、将来のエネルギーシステ…詳細を見る -
イギリス陸軍、軍用トラックに搭載した高エネルギーレーザー兵器でドローンを撃墜
イギリス陸軍は2024年12月11日、高エネルギーレーザー兵器の試験結果を発表した。実戦を模擬した条件で、同兵器を装甲車両に搭載した状態で発射した結果、飛行中のドローンの撃墜に成功した。 同システムは、高精度なセン…詳細を見る -
EVバッテリーのリサイクル工場を稼働 英Altilium
英Altiliumが2024年12月1日、リチウムイオン電池を熱処理した中間廃棄物のブラックマスのリサイクル工場、「ACT 2」を稼働したと発表した。同社独自の「EcoCathode」プロセスにより1日当たり300kgの…詳細を見る